映画「死を告げる女」を観てきました。

あと留比亜珈琲を堪能してきました。

先に注意しておきますが、映画はネタバレも含みますので観たくない人はスルーしてください。

タイトルではわからないと思いますが韓国の映画です。

いつも映画を観る時は自分で選んで観ていましたが、今回は長女に映画を誘われて行きました。

好きな男性俳優が出演しているとのことで、映画は長女と二人で観ました。

ちなみに余談ですが、いつも一緒にいるきょうだいは次女で、私は四人きょうだいの末っ子です。

次女も誘われていましたが、その時間に予定があったので今回は不参加です。

お昼過ぎの上映だったのでお昼は姉妹三人で外食しました。

お昼は支留比亜珈琲で食べました。

私はここのハムエッグトーストが好きです。

卵がふわふわで分厚く、パンはトーストなので暖かいまま食べれます。

結構ボリュームがあるので少食の人は食べきれないかも知れません。

食べやすいように4等分にしてあるんですが、いつも4つ目を食べる時に満腹感が来ます。

少食の人はお腹を空かせていくのが良いですね。

いつもなら紅茶を頼むのですが、最近血液型で消化しやすいもの、消化しにくいものという情報を見て私の血液型はコーヒーが相性が良いみたいなのでカフェラテにしました。

コーヒーのみだと多分苦くて飲めないので、カフェラテなら大丈夫かと。

支留比亜は年に数回行くのですがいつも紅茶かココアを頼んでいました。

珈琲の店なのに珈琲飲まないんかーいって思うんですけど、苦いのが苦手でした。

初めて飲んだカフェラテは美味しかったです。

ラテのもこもこ感が暖かさを保温してくれます。

ランチを姉妹で楽しみつつ映画の話をしました。

長女は娘がいるのですが、今回の観たい映画は娘が興味がなさそうだったのと、一人で観るには怖そうな内容だったので誘ったらしいです。

次女はそんなに怖いなら予定がなくても断っていたかも知れないと言っていました。

私は貞子のようなじっとりした怖さや洋画のSOW(ソウ)シリーズのようなグロテスクな映画は苦手だけど、サスペンスやバイオハザードくらいのグロさなら観れるくらいです。

今思うと、この会話がある意味フラグになりました。

ゆったりとランチをした後上映時間が近づいてきたので映画館に向かいました。

今回もネットで二人分予約をしていたので発券するだけです。

年末でいつもより人が並んでいましたが、5分くらいですぐ発券できて良かったです。

開場時間になったので入り口に向かって、体温を測り(手首をかざすだけで一瞬で測れる機械が設置してあります)劇場に入る前にトイレに向かいます。

映画は大体いつも2時間くらいなので必ずするルーティーンと言っても良いかも知れません。

そして長女の希望で真ん中の通路側の席を取りました。

ありがたいことに予約した劇場はスクリーンの左右ではなく真ん中に通路がある為、通路側でありながらスクリーンの真ん中の席を取ることができました。

トイレが行きやすくて、スクリーンの真ん中の席が取れるってなんてありがたいと思いました。

今回映画に引き込まれて長女も私も全然行きたくならなかったので余計な心配でしたが・・・。

韓国映画は見たことがなかったので、予告とかどんなものがあるんだろうと思っていましたが普段より韓国映画作品の予告が多めかなって感じでした。

本編が始まってタイトルが韓国語だったのでなんて書いてあるかわからなかったです。

主人公のセラがうなされて朝母親から起こされて目覚めるシーンから始まり、仕事に対してアドバイスと言う名の口出しをしてきます。

セラはニュースの看板キャスターで、結婚もしていますが母親がセラのキャリアの為に別れなさいと言ってきます。

そんな母親にやめてと言いつつ仕事に対してのアドバイスは聞き入れていくセラに私は驚いてしまいました。

そしてテレビ局に出勤し、放送5分前という時にセラ宛に電話がかかってきます。

この電話こそ日本語タイトルの死を告げる女だったのです。

自分は殺される、もし殺されたらあなたの番組で報道してくださいと電話の女性は言います。

電話を取り継いだスタッフがこの手の電話はかかってくる、来なければ自殺すると言う輩がいる、なんて隣で言うからセラはいたずら電話と思い断ってしまいます。

女性は絶望した声でイタズラじゃない、娘が殺されたと叫びながら突然電話が切れてしまいました。

セラは電話が気になりつつもそのまま本番へ出ます。

途中で体調が突然悪くなる様子があり、本番中に文字がおかしく見えたり、一瞬言葉を詰まらせるようなシーンもありました。

その後も体調不良になっているシーンがあったので何か病気を患っているのかなと思いました。

これも大事な伏線だったようで後の展開でわかりました。

これに関してはあえて言わないでおきます。

そして帰宅し、本番前にかかってきた電話について母親と会話をするのですが、母親はチャンスじゃないかとセラに言います。

なんて事言うのこの人と私は思いましたが、セラは母親のアドバイスをここでも聞き入れます。

この時大体主人公って一人で行っちゃうけど、と思ってたら案の定でした。

せめてテレビ局の人誰か連れて行って欲しいです。

女性一人なんて普通に危ないです。

この後が怖さのピークでした。

電話で住所は聞いていたので、メモを頼りにセラは電話してきた女性の家に向かいます。

ドアノブを捻ると開いていました。

わかっていても鍵がかかってて欲しいと願わずにはいられません。

そのまま中に入り家の中にいるであろう女性を探します。

家の中は水浸しになっており、辺りを見回すとお風呂場から漏れているのに気づきます。

お風呂場では女性の娘さんが亡くなっていました。

もう警察に通報してと祈りつつ、何を考えたのかセラは女性の携帯に電話をかけます。

やめてほしい、怖すぎる、とこっちはハラハラしながらセラは女性を探し続けます。

別の部屋で電話の音がしてその扉をゆっくり開けると・・・そこにはやはり女性の死体がありました。

首が吊られた状態で顔はよく見えなくて、ゾッとする程不気味です。

私がランチで苦手と言っていた貞子のような怖さがありました。

隣で見てた長女も怖かったらしく、顔を手で覆っていました。

私は怖すぎて体が硬直し、逆にガン見してしまいました。

これ怖くて夜夢に出てきそうだと思いながら見ていました。

ホラー要素はまだこの後も出てくるのですが、このシーンが特に怖さのピークだなと思いました。

まさに貞子だよ、怖いと思いながらその後の展開はセラがニュース番組の本番中にミスをしてしまい、キャスターを降ろされてしまいました。

それでもセラは自分のキャリアを諦めず、亡くなった女性の事件を調べることにします。

警察は自殺と発表していましたが、セラは女性が電話で殺されると言っていたのが気がかりだったのもあり、警察に事件を調べるために協力をお願いしたようです。

またここでも気になったのは10分後に着くと警察の人が言っているのに先に一人で家に行ってしまうんです。

心臓に悪いし、やめて欲しいです。

そしてそこで長女の推しの男性俳優さんである精神科医イノが出て来て怪しさ満開でした。

大変失礼な物言いですが、イケメンではないんですが、オーラがある俳優さんて感じでした。

亡くなった女性はイノの患者さんだったようで、イノもセラと同じく独自に事件について調べていました。

間のストーリーをかなりすっ飛ばしてしまいますが、亡くなった女性は解離性同一症という自分の中に別人格を持っている人でした。

精神科医のイノのところに通院していましたが、治ったのでもう来ないと言う女性がその後すぐに亡くなったと言います。

女性は子供が憎いと思うのが辛いとイノに話していました。

恐らく女性は子供が憎くても殺すほどでは無かったのだと思います。

娘を憎んでしまうのが辛いってことは、愛したいんだと思います。

そうでなければ近所の人が娘のために一生懸命だなんて感想を言わないはずです。

どうやら別人格の自分が娘を殺してしまい、絶望して自ら命を絶ったと言うのが真相のようです。

ただそこで物語が終わりではなく、なんとセラも解離性同一症だったと言うことです。

衝撃の事実が立て続けにあってこの後の展開が面白かったです。

結末を簡単に言うと女性にとってキャリアが大事か、家庭が大事かということなんだなと思いました。

娘がいる長女にとってはとても心が揺さぶられる内容だったようで、最後は涙を流していました。

怖いの苦手な人にはお勧めできないですが、お話はとても面白かったのでちょっとでも興味があったら観て欲しいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました